タマパック大阪のブログ

タマパック株式会社・大阪支社の設計チームによるブログです

ええ話

こんにちは~!

ダンボール・紙パッケージでおなじみ!

タマパック大阪

設計チームのたま侍です

 

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年の瀬に突然ですけど、、

当社はかねてより「embot」というプログラミング教育用ロボットの

ダンボール部分の設計担当をさせてもらっております(*^^*)

 

 

少し前のものですが、詳しくはこちらのバックナンバーをどうぞ

広報誌「PaperPlanes 2019年 9月号」

 

 

 

昨年から全国の小学生を対象に、

「embotアイデアコンテスト」が催されております。

 

その第1回目のグランプリを受賞した小学生の男の子に、

実際の製品開発体験をしてもらおうという企画の中で

ダンボール設計者として参加させていただきました。

 

その模様はこちら

embot DE ボクのアイデアが飛び出しちゃった! - YouTube

 

 

 

その中で忘れられないエピソードがあります。

 

 

 

小学生の彼を交えたミーティングを

当社の製作現場兼オフィスで行う事になり、

当日に向け何かお土産を用意しようと考えました。

 

embotはタブレットなどを使ってそれを動かすので、

ダンボール製のタブレットスタンドを用意することにしました。

 

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単にそれを渡すだけでなく、私達が業務で使用している

CAD(設計製図)ソフトを実際に触ってもらい、

彼の名前のイニシャルを付けたものを

その場で製作してもらおうという考えです。

 

 

 

迎えた当日、ミーティングも終わり準備していた製作体験へ。

 

彼にCADパソコンの前に座ってもらい、

 

「この部分にイニシャルを入れる事ができるよ」

と伝えました。

 

すると彼は

 

「embotの文字と日付けだけでいい」

 

と答えました。

 

「えっ? そう、、 名前入れなくていい?」

 

「うん、いい」

 

すると付き添いでいらしていた彼のお父様からも、

 

「せっかくだから入れてもらえば?」

 

と声を掛けてもらいましたが、

少し頑なにも見えたので、彼にそれ以上勧める事はしませんでした。

 

 

出来上がったそのタブレットスタンドを、

大事そうに持って帰ってくれた彼の姿が印象的でした。

 

 

 

そして後日に教えていただきました。

 

 

彼はそのお土産を、

いつも通っているプログラミング教室に

プレゼントしたというのです。

 

 

 

だから自分の名前を入れなかった。

 

 

 

 

 

 

どうです?

ええお話しでしょう~~(≧▽≦)

 

全て実話です。

 

 

 

感激屋の私はこれを書いているだけでグッときます (/_;) (/_;)

 

彼の優しい気持ちはもちろんですが、

あの時に周りの誤解を恐れなかった姿勢に感銘を受けました。

 

 

 

 

普段我々大人は、

ともすれば怪しかったり、ともすれば不必要なアピールを、
自らしてみたり、また求めたり、求められたり・・

 

そのことで疲れてしまうこともしばしばです(私だけ?w)

 

 

 

彼に近づく事ができるのか?

と率直にそう思います。

 

 

 

 

数年先、大きくなった彼に是非再会したいです。

 

そして、

「あん時おっちゃんメチャメチャ感動しとってんで〜」

 

と伝えたい。

 

 

覚えててくれたら嬉しいなー(*^^*)

 

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たま侍でした

 

 

 

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