「もふもふ猫神社」設計開発秘話 その1
こんにちは
段ボール・紙パッケージでおなじみ
\タマパック大阪/
設計チームのたま侍です
今回は大作かもです!
初めて2回に分けまーす(^^)/
実はこのたま侍、
ただいまクラウドファンディング、
SNSなどで話題沸騰中の
「もふもふ猫神社」
の設計デザインをさせていただいております
今回はその設計開発ストーリーを
たま侍自ら熱く語らせていただきます!
昨年の初秋、当社営業担当から
「猫の神社つくってほしいかもー」
と設計の相談を受けました(*‘∀‘)
(こんなに軽かった訳ではありませぬw
いや、軽かった?w)
最初は「は? 何それ?」
てな具合でしたが、
調べてみるとネット上には猫ちゃん、
そして素材としてのダンボールを
愛して止まない可愛い写真が溢れておりました
ごくごく簡単なイメージ作成と
概算見積りの後、早速GOの指令が
営業担当から私へ、
お客様の情熱はしっかりと伝わったのでした
こういったデザインのデフォルメ、
お任せの案件は設計をスタートする前に、
まず元になる本物について調べる事から始めます
見た目、構造、様式、歴史・・
もちろんダンボールで再現可能かどうかを
心の片隅に置きながら
(この時点で頭の中は日常生活までそれ一色にw)
一言で神社と言ってもその在り方から様々で、
数に至っては国内で約10万社以上(@_@)
見過ぎて訳が分からなくなる前に
インプットを一旦止め、
(私はこのタイミングを大切にしています)
イメージを膨らませていきます
(ほぼ瞑想w)
オーダーにはいくつかの条件と
ご要望がありました
・輸送コストを考慮して、完成品ではなく簡易の組み立て式に
・内部に爪とぎ&ベッドが仕込めるように
・それを基にした指定の底面積サイズ
・屋根は取り外せるように
・正面の扉は開閉式(スライド)
・正面上部に猫や犬などのロゴマークなどが掲示できるように
一点物(いってんもの)の細部までリアルに作り込むような類のものではなく、
あくまで量産目的の組み立てキット製品となります
ダンボールで物理的に可能な加工表現として、
折り曲げと差し込みを多用するために、
曲線的な表現はハードルが高くなります
基本ノリやテープは使わないものを目指したい・・
やはりシンプルで直線的なデザインをベースにしながら、
どこまで神社の雰囲気を出せるかが設計のテーマとなりました
だんだん書き方が真面目で硬くなってきたかも・・
しばしお付き合いをw
でもお気楽にww
量産製品ではそのための打ち抜き加工ができるサイズに制限があるので、
基本となる大きなパーツから、
その展開図を設計していきます
指定のサイズをキープしつつ、
猫ちゃんが多少暴れてもへこたれない構造とするため四隅に柱を設け、
それを屋根で支える基本構造としました
そして二つ折りの大きな屋根に、
一目で神社を連想させる小屋根を取り付け、
(切妻造、入母屋造と言うらしいです)
そこに自由にロゴマークなどが示せるリアル形状の「額」を設置しました
神社屋根の特徴である鰹木(かつおぎ)も追加
おお、かなり雰囲気が出て来た!
ここまでは順調そのもの
そしてそれは想定通りでもありました
「勢いをつけるために、出来ることから先にやってしまう」
これが私の設計上の鉄則であります
ただ、ひとつの気がかりがありました・・
それは後回し・・w
「その2」へつづく
たま侍でした~(^^)/
パッケージなら https://jotosiki.co.jp/
什器展示台なら https://www.ddbox.jp/
オリジナル商品 https://www.d-papa.jp/
インスタも絶好調~!!